お父さんに秘密で実家にいる件。(まだ気付いていない様子)

私は実家を離れ、念願の一人暮らしを始めたのだが、

なかなか馴染めることができず、

そして同時に体調も崩したために

"適応障害"

であると精神科に診断された。

 

 

場所の要因のせいか、社会人という新しい身分のせいか、

心因性のものかは正直未だにわからない。

 

母は心因性のものだと言い張る。

 

そんな私が会社からおやすみを頂き、

実家に戻ってきたのはいいのであるが、

実は父に秘密で実家に滞在しているのである。

 

父が帰るのを見越して19時には布団に入り

雨戸を全部閉めて、外に部屋の光がもれないようにし、

トイレに行きたくても

重心を崩して物音がたたないように1階までおりて、

アラーム音に敏感な父に聞かれないように

枕元に携帯を置いたり、

1階にいる母とlineで連携をとり、

父の様子を実況中継してもらったり。

 

果て、ここまでして実家にいる意味とはなんなのだろうか。

はやく東京に部屋を持ちたい。

 

今も部屋の電気を暗くして文字を打っているのだが、

スポーツクラブから帰ってきた父の足音がして怖い。

 

去年描いていた私の社会人生活とはかけ離れたものである。

もうすぐそんな春から一年経ちますね。

今年の冬は体調が悪すぎて、今が冬ということも時間が経てば冬が明けることすら

忘れていたよ。

でも花粉症がきたってことは、季節が一周したのか。

 

私の1個下の代が、入っていきます。

これだけはいいたい。

どんな形の社会人1年目であれ、

学んだ事は沢山なのです。

 

痛い、という感じたときは

変なプライドを捨て、恥ずかしがらずに

誰かに吐き出してみること。

私はこれが遅くて無駄に耐えてしまった。

 

全く知らない土地で、一人で暮らすことの大変さ。

親のありがたみ。

 

社会人1年目として不十分かもしれないけれど、

大学生でのんびり過ごしていたあの頃とはちょっと違って

何か違うものを得られたのでは。

と、思いたい。

 

 一人暮らしをして

スーパーにもいけず、

会社までの鞄も持てず、

真冬なのに痛くてコートも着れなかった。

 

そんな苦い思い出を噛み締めつつ、

実家から送る私の一人暮らし経験です。

 

 

 

 

#私の一人暮らし